WiMAXを契約する際のデメリット3つと対策方法
WiMAXのデメリットは、次の3点です。
- WiMAX回線に未対応のエリアがある
- 障害物がある場所では通信が安定しない
- 通信制限がある
未対応のエリアがある
WiMAXは、各都道府県の主要都市を中心にエリアを拡大しています。
そのため、田舎・山間部・離島ではまだWiMAXに未対応のエリアがあります。
WiMAXの契約前は、必ずエリア確認を行ってくださいね。
【対策2】UQ WiMAXにエリア拡大の要求をする
WiMAX2+回線が利用できないエリアがあるときは、WiMAXに直接エリア拡大要求を出して、基地を作ってもらいましょう。
以下のページからエリア拡大要求ができます。
障害物が多いと通信できない可能性がある
WiMAXは無線でインターネットに接続します。
そのため、電波を遮る障害物がある場所ではスムーズに通信できないことがあります。
【対策1】ルーターの配置を変更する
窓の近くに設置をしたり、WiMAX機器の角度を変えたりして、電波を受信しやすいように工夫してください。
意外とルーターの置き場所を変えるだけで、通信状況が大きく改善されることがあります。
【対策2】電波帯を変える
WiMAXの機器は、2.4GHzと5GHzの2つの電波帯を利用できます。
2.4GHzは障害物がある場所でも繋がりやすいというメリットがありますが、無線インターネット接続に利用されているため、速度が低下しやすいというデメリットがあります。
一方、5GHzは障害物には弱いものの、利用率が低いため高速通信がしやすいというメリットがあります。
場所や時間などで電波帯を切り替えて、インターネットが繋がりやすい環境を作りましょう。
<電波帯の切り替え方>
- WiMAX機器の設定ページを開く。
- LAN側設定からWi-Fi設定に入り、電波帯を切り替える。
通信制限がある
WiMAXは、7GBプランとギガ放題プランの2種類があります。
7GBプランは1ヶ月のデータ通信量が7GBを超えると低速(下り概ね128Kbps)に制限されてしまいます。
一方で、ギガ放題プランは基本的に使い放題ですが、3日間のデータ通信量が10GBを超えると、18:00~翌々日2:00の間、低速(概ね1Mbps)になってしまいます。
【対策2】通信にかかるデータ容量の把握
速度制限で不便な思いをしないためにも、現在のデータ使用量をこまめに確認する必要があります。
WiMAX端末の「データ容量確認」から、現在のデータ容量使用状況を確認するようにしてくださいね。
WiMAXの契約をおすすめしない人の特徴
WiMAXがあれば外出先でもインターネットに接続できますが、誰もが便利に利用できるわけではありません。
次の3つの条件のいずれかに該当する方は、WiMAXの契約そのものを考え直す方が良いです。
山間部・離島・田舎にお住まいの人
全国に続々とWiMAX基地は増えていますが、それでもまだWiMAX回線に繋がらないところもあります。
特に山間部や離島、田舎などのエリアでは、WiMAXは利用しづらくなっています。
ネットゲームや高画質な動画を見る人
WiMAXは、使い放題プランで契約したとしても、3日で10GBの通信制限があります。
大量のデータ通信量を必要とするネットゲームや高画質動画の視聴には、速度制限がない「トリプルキャリアのモバイルルーター」や「NEXT mobile」がおすすめです。
WiMAXは「TryWiMAX」を利用してから契約しよう
初めてWiMAXを契約するときは、Try WiMAXサービスを活用して、無料で15日間お試しをしておきましょう。
自宅やよく行くエリアでWiMAXがどの程度使えるのか、Try WiMAXで充分に試してからWiMAXを契約してくださいね。
まとめ
WiMAXのデメリットは、次の3点です。
- WiMAX回線に未対応のエリアがある
- 障害物がある場所では通信が安定しない
- 通信制限がある
ご自身のお住まいのエリアでWiMAXが使えるのか不安な方は、Try WiMAXサービスを活用しから、本契約へと進むようにしてくださいね。